行楽の秋、紅葉狩りを楽しみにお出掛けするには良い季節です。今年は北陸新幹線の開業で一段と賑わっているのが金沢のようです。
金沢と言えば兼六園ですね。
江戸時代に加賀藩の藩庭として造られたそうです。
岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並んで“日本三大庭園”の一つです。
兼六園を訪れたのは10月半ば、秋晴れの天気でした。
広大・幽邃、人力・蒼古、水泉・眺望の六勝を兼備すると言う意味で「兼六園」と命名されたそうです。
約11.4ha の広大な敷地
蓮池門から入園
ガイドさんの説明を聞きながら、
ゆっくり坂道を歩いて行くと・・・
噴水
霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差により自然の水圧で水が上がっているようです。
先人達の知恵には感心しますね。
紅橋から霞ヶ池を望むと
良く手入れされた樹木が水面に映り、さざ波が日本庭園の伝統と歴史の深さを爽やかに演出しているようでした。
唐崎松
見事な枝振りの松ですね。
雪つりはまだでしたが、兼六園ならではの風物詩ですね。
最近では、温暖化の影響で雪も少ないそうです。
七福神山
七福神になぞらえた七つの自然そのままの石を配置してありました。
明治記念之標
中央に日本武尊像
西南戦争で戦士した加賀藩郷土の軍人の霊を慰めるものだとか・・・
内橋亭
石脚で支えられ霞ヶ池に浮かんでいるように見えますね。
霞ヶ池
加賀百万石、前田家のお膝元
日本庭園の美しさに感動を覚え、尊さを感じます。
海外からの観光客が増加している昨今、日本の歴史も理解して欲しいですね。