大陸からの高気圧で、まだ5月下旬だというのに、
連日30度以上の真夏日が続いている日本列島
どうやら、6月も曇りや雨の日が少ないようですね。
先日、長いこと空き家になっていた中古住宅、「借地権付建物」の売買仲介がありました。
- 都営三田線 『〇〇〇駅』 徒歩10分
- 借地面積 95.26m2(28.81坪)
- 借地地代 22,500円/月額
全国の空き家戸数は、820万戸と増加を続けており
人口が集中する東京都には、
全国の10パーセントに相当する、約80万戸の空き家があると言われています。
今回、空き家を売却したAさん
- 借地権付建物を親から相続した
- 以前は貸し家として家賃収入を得ていたが、借家人が退去した後、リフォーム工事費用が高く、そのまま空き家にして物置として利用していた。
特に困ったこともなかったが、
毎月の借地地代の支払いがバカバカしくなってきて売却することにした。
という内容が空き家売却への理由でした。
国土交通省のHPには次のようなデータがあります。
空き家となった住宅を取得した経緯
引用元:国土交通省
空き家となった住宅を取得した経緯としては、
A さんのように相続で取得したという方々が圧倒的に多いですね。
A さんの場合もそうでしたが、どうやら空き家の所有者の皆さん方は
自分自身で購入しないで、
親から相続した方が多いというのも空き家にしておく一因ではないでしょうか。
そして、A さんもそうでしたが物置替わりに利用し、
特に困ったこともなかったから、そのまま保有していた。
空き家にしておく理由(複数回答)
引用元:国土交通省
「空き家大国化」している現状の中、
各地の自治体も対応に苦慮しながらも予防策に取り組む動きも出てきているようです。
“東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で空き家200万戸”
去る5月16日の日経新聞には次のような記事がありました。
引用元:日経新聞
増え続ける空き家戸数、
その背景には、 “日本人のもったいない”精神と
個人個人の立場の問題もあるようです。
空き家を貸したり、売却したり、活用しないほうが、
もっと、もったいないと思うのですが、・・・
皆様はどのようにお考えでしょうか。