日銀がマイナス金利政策を含む大規模緩和の解除を決めました。
金融正常化へ向け、当面は緩和的な金融環境を続け、
追加の利上げをしないようですが、
この金利上昇局面が不動産市場にもじわりじわりと影響を及ぼすでしょうね。
大規模改修工事を実施していた弊社保有ビルの1階~2階ですが
消防検査も無事に終了し、株式会社ゲオホールディングスさんの
「カプセル楽局 大山ハッピーロード店」さんが開店しました。
テナントさんの新規開店はオーナーにとって一番うれしい時ですよね。
新しいガチャ専門店、その名も「カプセル楽局」
薬局ではありません、「らっきょく」です。
当店では、1日何度でもカプセルで「クスリ」と笑っちゃうような
「楽しさ」を処方します。
と言うだけあってスタッフの方は白衣を着ています(笑)
ゲオホールディングスのご担当者さんは、
『カプセル楽局は店内にはガチャの筐体(きょうたい:商品を入れる箱)を設置するだけで、店員を置かずに無人で運営ができます。』
『初期費用をあまりかけず、店内電気は照明・エアコン、トイレ位でガスは使用しません。』と話していました。
飲食系テナントと異なり、火や油、水も使用しないので建物が汚れず、
綺麗に使用してくれますからオーナーにとっても安心ですよね。
ガチャガチャと回した後に何が出てくるか分からない、
一瞬のドキドキワクワクする爽快感がクセになるようです。
今では、1回数千円以上する高額商品もあり、
ハマるとその魅力は奥深いようですね。
特に、Z世代(1980年~1995年生まれの世代)の人達には人気があるようです。
以前は子供達の駄菓子に代わるおもちゃというイメージが高かったカプセルトイが、
ブームを重ねるたびに進化して大人にも楽しめるコレクションアイテムになってきたようです。
第1次ブーム / 1983年~
「キン肉マン消しゴム」(キン消し)
小学生の間で大ブームとなった
第2次ブーム / 1995年ごろ
主流だった1回100円だった商品に加え、200円の商品が登場
より、ハイクオリティな商品に人気が集中した
第3次ブーム / 2012年~
コップのプチ子シリーズ SNSとの相性の良さで大ヒット
小物の造形の精密度があがり、300円~400円の商品が増加した
第4次ブーム / 2018年ごろ
インバウンド需要の高まりで、日本観光のお土産として持ち帰る外国人が
多くなって空港やホテル、観光地でのカプセルトイ人気が高まった
第5次ブーム / 2023年 Z世代のガチャ活
カプセルトイ専門店が次々と誕生し、現在は第5次ブームの真っ只中
商品のバリエーションや価格帯も広がり中には2,500円~5,000円の商品もあり、
キャッシュレス化の現在、現金不要の筐体(きょうたい)も増えているようです。
Z世代の女性を中心に流行しているのが、
ガチャを回して、賞品を収集し、スマホで撮影し、
かわいくカスタマイズして、SNSに投稿する、
という流れでガチャ活を楽しんでいるようです。
日本カプセルトイ協会の、
カプセルトイ市場動向調査:令和5年度(2023年)結果報告によると、…
製造元出荷ベースでの市場規模は、メーカー希望小売価格の合計と、
他メーカー販売状況などを算出した結果、約1,150億円だったようです。
前回調査(2022年)の、720億円から約160%アップとなり、
カプセルトイ玩具市場が急成長した一年だったようです。
「カプセル楽局 大山ハッピーロード店」さんが、
ガチャ活の皆さんの人気店となり、
地元商店街の地域活性化に貢献し、
「くすり」と笑える繫盛店なってほしいですね。