日一日と日没時刻も早まり、秋の季節への深まりを感じます。
秋と言えば気候も良く旅行シーズンでもありますね。
先日、常日頃お世話になっている東京信金さんの秋の旅行に参加しました。
行先は、北陸
今年3月14日に北陸新幹線が開通して、観光地はどこも外国人も多く大勢の観光客で賑わっていました。
第一回目は、黒部峡谷をゆったりと走るトロッコ電車の旅、宇奈月~黒薙間です。
当日は秋晴れの清々しい天気で、初めての乗車に夢と期待が膨らみます。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
ほぼ満員の乗客を乗せたトロッコ電車が、ゴットンゴットンゴトンゴトンと走り始めます。
沿線案内放送のユニークなナレーション、富山県出身で女優の室井滋さんの声が、静寂な黒部峡谷を ゴトンゴトン走るトロッコ電車の車輪の伴奏に乗って心地よく耳に入るようになって来ます。
山彦橋をアッと言う間に通り過ぎ、宇奈月ダムを通り過ぎると湖面橋が、
ダム湖水のエメラルドブルーと橋の赤色のコントラストが、とても美しく黒部峡谷の神秘深さを感じさせます。
トンネルを抜け、柳橋に差し掛かると、
ヨーロッパの古城をイメージしたという新柳河原発電所が車窓に飛び込んできます。トロッコ電車に揺れながら、Vの字の黒部渓谷を流れる清流と山々に見惚れます。雄大な渓谷の大自然、温泉も多いようです。
とちの湯
雄々しく、ゆったりとした水面、雄大な大自然のパノラマ風景は、まるで絵物語のように観光客の目を釘付けにしています。
ゴトンゴトンとV字渓谷の山間を縫って走るトロッコ電車
トンネルをいくつか抜けると・・・やがて、トロッコ電車は黒薙駅に停車
駅と言ってもこの通り、
黒部渓谷の山間には、乗降客は一人もいない様子でした。
黒薙駅を後に、ゆっくりと動き始めたトロッコ電車は・・・
岩肌を切り開いた大きなトンネルに吸い込まれるように入って行きます。
黒部渓谷をゴトンゴトンとまったり走るトロッコ電車の車窓からの眺めは、大自然のパノラマ絵巻物語そのものです。