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「都民ファースト」「American First」そして、今年の不動産の動向は!?

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東京浅草橋の老舗人形メーカー「久月」が、今年活躍が期待される人物をモチーフにしたひな人形「今年の期待びな」が去る1月26日に発表され、早二週間余り・・・

小池百合子東京都知事の「都民ファースト」
東京都民より他府県の人々が、豊洲への市場移転問題や、東京オリンピックについて熱い視線を注いでいますね。米国のトランプ大統領の「American First」米国民より世界中の人々が、自国との経済関係問題や入国規制等々、トランプ大統領の Twitter に夢中になっていますね。

取分け、「〇〇ファースト」のキーワードは、選挙民の心をとらえるばかりでなく、力強いリーダーシップと有言実行型の大きな行動力・指導力に人気が集まり、小池劇場もトランプ劇場もTVの視聴率は高いようです。

「都民ファースト」の小池東京都知事、「American First」のトランプ米国大統領には、より一層、期待したいですね。

先日、公益社団法人 全日本不動産協会 東京本部 渋谷支部 主催の講演会に参加しました。

第一部 櫻井よしこ氏講演会

「今、日本が直面する内外の課題」

講演中の櫻井よしこ氏

オバマ政権からトランプ大統領に替わって、世界情勢はどう変わるか、日本を取り囲む国々とはどう向き合って行くべきか、一旦、有事があったら日本はどうするのか、予定時間を20分間以上もオーバーしての熱き講演に会場内から大きな拍手が沸いていました。

第二部 不動産市場分析の第一人者が語る

「世界情勢から見た今年の日本不動産の動向」

講師/ジャパン・アセット・アドバイザーズ
代表取締役社長 南一弘 氏

講演中の南一弘氏

激動の2017年、英国のEU離脱、中国経済の悪化、EU諸国の右傾化、トランプ政権の未知数、不安定さから、世界の投資マネーはリスクのより少ない安定した投資先を探している。今現在、政治的に一番安定しているのは日本、アメリカ、イギリス、シンガポール等の世界の不動産価格を比較すると、まだまだ安い日本の不動産価格!!

国内だけの土地神話だった過去のバブル期とは大きく異なり、今回のバブルはグローバルスタンダードであり、日本全体がバブルに沸く訳ではなく、都心部への一極集中型である。

ローリスクでキャッシュフローの安定した物件や上場リート、プライベートリート等に安定を求めて世界の投資マネーが流入してきている・・・

いつもの語り口調で解かりやすい講演でとても参考になりました。

渋谷駅周辺では、100年ぶりと言われる再開発
大型ビルの建替えラッシュが見受けられます。

世界の投資マネーが動いているから、都心では再開発工事やビルの建替え工事があちらこちらで見られ、投資利回り率も下落しているんですね。

ボロでも立地条件の良い安定したテナントビルを購入して、バリューアップしながらキャッシュフローを上げてゆく、そんな時代になってきているのかも知れませんね。

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