03-3964-8031

基準地価3年連続上昇 ~ 33年ぶり全用途:1.4%上昇 ~

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、今年は厳しい残暑とゲリラ豪雨が続き、やっと秋らしくなってきましたね。

「天高く馬肥ゆる秋」

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、等々・・・
秋の透き通った空と爽やかな気候は何をするのにも良い季節ですね♪

この秋、あなたは何をなさいますか?!

先日、2024年度の 『基準地価』 が発表されました。

ここで、「土地の価格」について学習しておきましょう!

国土交通省が発表した2024年の基準地価は、…
・全用途地域 全国平均で、1.4%上昇、
・基準地価の上昇は3年連続で、上昇幅は対前年比0.4ポイント拡大し、
バブル期以来33年ぶりの高水準だった。

引用元:読売新聞

訪日観光客の増加による観光需要の高まりや、半導体工場新設など、地価上昇の波が各地に波及しているようです。
●東京・大阪・名古屋の3大都市圏の全用途が、3.9%上昇、
●地方圏の上昇率は、0.4%上昇、
●住宅地は、0.9%上昇、
●商業地は、2.4%上昇、

引用元:読売新聞

読売新聞上昇傾向を見ると、全国的にコロナ禍の影響から回復したと言えるでしょうね。1月に発生した能登半島地震の影響で被災した石川県富山県の地価は下落した。商業地の全国トップは、東京都中央区銀座二丁目の「明治屋銀座ビル」で、19年連続、1m2あたり単価4,210万円で前年より0.5%上昇した。なんと、1坪あたり@1億3893万円になりますよね!1坪=畳2畳で都心の億ションが買える価格です。

2024年の基準地価で3大都市圏の商業地は、12年連続で上昇していて、要因には都市部での再開発事業が一段と拍車をかけているようです。地方圏でも上昇幅が拡大していて、過去最高ペースと言われるインバウンド訪日客需要で観光地のホテル、飲食店向けの需要も広がっているようです。

東京都が発表した都内の基準地価は、…
●全用途地域の平均は、前年比6.0%上昇で、12年連続の上昇となった。
●上昇率は、前年(3.6%)より拡大した。

23区内で基準地価の大きかった上位10地点

23区は全調査地点(347ヶ所)で基準地価が上昇している。
●住宅地
・都内全体で対前年比4.6%上昇
・12年連続の上昇
●商業地
・都内全体で8.6%上昇
・対前年上昇率3.9ポイント上昇
・23区対前年比9.7%上昇
住宅地では利便性の良いエリアで職住接近の傾向があり、商業地では国内外の観光客によるインバウンド需要や、再開発事業の需要が強く影響しているようだ。

コロナ禍から回復した世界経済、円安が続いている日本経済、押し寄せる外国人観光客と外国資本投資ファンド、外国資本による半導体工場の建設、都市部ではあちらこちらで再開発事業が進み、高値の億ションも発売すれば完売が続いている不動産市況、世界的に見ても治安の良い国 ニッポン、円安傾向が続く限り、まだまだ日本の土地価格は上昇して行くでしょうね!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です